インドネシアとの出会い
おいしさの原点がここにある。
インドネシアの在来種
「ティピカ種」との出会い。
きっかけは25年前。コーヒーの普及に力を注いでいたインドネシア総領事と出会ったことがはじまりでした。
交流を重ね、インドネシアへ何度も現地に通う中で、インドネシアの豆には、コーヒー本来の品種・在来種(アラビカ種の中のティピカ種)が多く残っていることを知ります。
当時、世界のコーヒー豆は病気に弱いアラビカ種よりも、病気に強く栽培しやすいロブスタ種(安価で大味。缶コーヒーなどに使用されている)が、在来種に代わって栽培面積を拡げつつあり、また現地の生態系や自然環境を破壊しながらコーヒーの栽培が進行するケースも多く見受けられました。
インドネシアでコーヒーを大切に育てている農家の人々、また自然や文化を守るため、この際立った風味と甘味、酸味のバランスが他にない、今では非常に希少で入手しにくくなっている在来種の豆を日本に丁寧に広めていきたいと考えました。
海を越えて、太陽のように
「輝く力」が
支え合う、
つながる、未来をつくる。
インドネシアの農業と
自然環境を守る仕組みづくり。
インドネシア政府機関や現地企業とのパートナーシップ体制を構築し、厳正な管理体制のもと栽培された高品質なカカオ豆とコーヒー豆を、適正な価格で輸入します。コーヒーについては、適正な栽培方法と品質管理のもとで育てていることを証明する厳格な規格証明「GI(公式産地証明)」を取得した豆を輸入することを実現しました。
コーヒー豆におけるGI証明書
コーヒーのこだわり
From seed to cup
豆からカップまでの
総ての段階において
一貫した体制・工程・
品質管理が行き届いている
「インドネシア産スペシャリティコーヒー」をお届けします。
現地の栽培、品質の調査については、大阪大学のコーヒー&カカオ研究チーム サステア助教授にご協力いただきます。
コーヒー豆は、焙煎してから3~7日のうちに味のピークを迎えますが、市販の豆は焙煎してから数ヶ月経過しているものが多いのが現状です。フィールズでは焙煎したてをフレッシュな味わいをお楽しみいただけるよう、全て自社で焙煎し、コーヒーの持つ香り・味・コクなど、最高の状態の「できたて」をお求めいただけます。
曜日や時間で焙煎する豆を変えて、「本日のおすすめ」がいつも焙煎仕立てで楽しんでいただけます。使用する品種は全11種類。豆の特徴に応じて、専属の焙煎士が焙煎を行い、バリスタが抽出を行います。
チョコレートのこだわり
tree to bar
インドネシアから直輸入したカカオ豆がチョコレートになるまで、目の前で作られる様子を見て、知って、自然の恵みを感じる「できたて」の状態で味わうことができるファクトリー&ショップ。
四季折々の自然の美しさに包まれた、のどかな田園風景の中にあるファクトリーでは、農園で育てた旬の野菜や果実、お茶や和三盆など、地元産の素材と組み合わせ、チョコレートに仕立てることで、ここにしかない味わいを生み出します。
カカオは農作物であり、自然がくれた宝物。例えば、出来上がったばかりのチョコレートソースを試食したり、ショコラティエと一緒にチョコレートづくりのワークショップを参加したり、良質なカカオ豆が持つ、個性や特徴の違いを楽しんでもらえる「体験」がここにはあります。
海を越えてインドネシアから届けられたコーヒーやカカオを、心豊かなひとときを過ごす生活のかかせない存在になっていく。幸せを分かち合う、生産者と生活者のあたたかな繋がりを生み出します。